安心も、美味しさも、実現したい
杉浦家では平成10年から農薬も化学肥料も使わない
お米づくりに取り組んできました。昔ながらの農の知恵に学び、
能登の風土にあった農法を実践しながら安心安全で、
食べて美味しいお米づくりを目指しています。



化学肥料に頼りません。
お米の自然な味と、能登の大地の力を守りたいから、カエル印のこしひかりの田んぼでは、
化学肥料は使いません。お米は大地の力ですくすくと育ちます。
※ 有機栽培米は化学肥料不使用です。
※ 特別栽培米は育苗期に化学肥料を少しだけ使っています。
化学肥料は「魔法のくすり」ではありません。
化学肥料は化学的に合成された肥料のことで、即効性があることから使われ始めたころは作物がすくすく育つ「魔法のくすり」のようにいわれていました。でも最近はいろんな問題があることが分かっています。


化学肥料を使うと、作物の味が変わる。
化学肥料の窒素分を吸収しすぎた作物はイヤな苦味があります。分かりやすいのは野菜です。今の野菜は昔の野菜と味が違うと言われるのも、こんなところに原因があるのかもしれません。味もそうですが、作物を食べる人間の健康への影響も心配です。


化学肥料を使い続けると、土地がやせる。
化学肥料は土の中に蓄積するので、使い続けると土の中の微生物のバランスがくずれ、ふかふかだった土地がやせてガチガチなってしまいます。こうなってしまうと、もとの元気な土に戻すには何年もかかってしまいます。


元気な土には微量栄養素がいっぱい。
人間だって点滴や栄養剤だけでは健やかに生きていけません。お米だって同じ。化学肥料には含まれないいろんな微量栄養素をじっくり吸収して元気で美味しいお米に育つんです!

手作りの有機質肥料を使っています。
カエル印のこしひかり有機栽培米の栽培に使っているのは、米ぬかをベースにした自家製のボカシ肥料です。
田んぼから出たものを土に還すことで、できるかぎり循環型農業に近づきたいと思っています。
※特別栽培米には既製品の有機質肥料を使用しています。
有機質肥料を使うと土が元気になる。
動物のフンやワラなど自然にある原料で作るのが有機質肥料です。効き方はゆっくりですが、土の中の微生物を元気にして肥えた土を作ってくれます。元気な土の上に根っこをはった苗は、病害虫に負けない強い稲に育ちます。


有機質肥料(ボカシ肥料)を手作りしています。
肥料は、米ぬかと微生物資材、菜種かす、魚粉を発酵させて作ります。 まず材料と水を混ぜ合わせ大きな山をつくります。発酵が始まると“山”が温かくなります。発酵が全体に進むよう、毎日手やスコップで山を切り返します。温度が55度を超えると発酵に有用な菌が死んでしまうので、温度管理は欠かせません。 仕込みから4週間ほど経ち、温度が下がって乾いた砂のようにサラサラの状態になったら肥料の完成です。


肥料をあげるタイミングは「への字農法」で
「への字農法」は、稲に過剰な栄養を与えず、適量の有機質肥料でゆっくり育てる農法で、かめばかむほど味わい深いお米に仕上がります。稲の緑色の濃さが「へ」の字型に変化することからこう呼ばれます。ちなみに一般的な「V字農法」では、田植の後と収穫前に即効性のある化学肥料をまきます。急激に太らせるわけですから、稲にかなり負担がかかります。








農薬はできる限り使いません。
杉浦家では、食べる人の安心安全を一番に考えて、農薬はできる限り使いません。
汗をかきかき、雑草と格闘しています。
雑草対策には「深水栽培」が効く
農薬に頼らないお米づくりは雑草との戦いです。杉浦家が採用しているのが「深水栽培」です。これは深く耕した田んぼに株間を広くとって苗を植え、深めに水を張る農法で、雑草を抑えて元気な稲を育てます。ちなみに「深水栽培」は「への字農法」との相性がバツグンです。


あぜの見回りが日課です。
深水栽培は水を張りさえすればいいわけではありません。高いあぜを作ることと、それを維持するのが大変なのです。たとえば田んぼも生きものがあぜに穴を開けるとそこからドンドン水がもれてしまいます。杉浦家では広い田んぼを毎日見回って、あぜの補修をしています。


手作業の草むしりが欠かせません。
雑草だって負けてはいません。田んぼに深めに水を張っても伸びてくる雑草は、機械や手でこまめに除草します。草むしりには地域のおじいちゃん、おばあちゃん方に協力してもらいます。








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